CLASSIC スタッフブログ Vol.5
このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、バラ担当バイヤーの松原がお届けします。
■自己紹介
皆さんこんにちは、バラの仕入を担当している松原と申します。
いきなりですが、今年の目標は体重マイナス10kg!
腹回りに蓄えられた脂肪を落とすべく、現在様々な誘惑と格闘しながら日々ダイエットに励んでいます。
大好きなバラ肉も我慢ガマン(笑)
さて、私、以前は化学品を扱う仕事に就いておりました。
触ると皮膚や骨が溶けてバラバラになるような危険な商品も多く取り扱っていたんです(汗)。
そんな私も、今では優雅なお花のバラたちに囲まれた生活を送っており
「人生本当にわからないものだなぁ…」と実感しています。
今は前職のような生命の危険を感じるような事もなく、平和に(強いて言うならたまにトゲが刺さる事があるくらい)楽しく仕事をさせてもらっています。
名刺交換の際の私の常套文句ですが、
“バラの松バラ”
として、今後もお見知りおき頂けると幸いです!
■アフリカ出張を経て
入社してちょうど一年が経ったころ、私が担当するバラの主要取引国である、アフリカのケニアとエチオピアに出張に行くことになりました。
私自身はそれまで海外出張の経験がなく、そもそもアフリカは出張どころか旅行でも訪れたことがなかったため、正直なところ「様々なトラブルが待ち受けているのではないか…」と出発まで日に日に不安は膨らむばかりでした。
結果杞憂に終わり、初めてのアフリカ出張を無事に遂行することが出来ました。
あの時の不安も今となっては良い思い出です(笑)
産地を訪問して特に驚いたのは、その桁違いのスケール。
とあるエチオピアのバラ農園では、そのバラ農園群だけで500Ha(ヘクタール)を超える作付面積を誇っていました。
500Haといきなり聞いてもピンとこない方がほとんどだと思いますが、日本全国全てのバラ農園の作付面積を足しても400Haに満たないことからも、その規模の大きさがお分かりいただけるのではないでしょうか。
広大な農園一面に様々な品種のバラが咲き誇る様子は壮観の一言!
おそらくこのサイトをご覧になっている皆様は花きに携わる方が多いと思いますが、花に興味の無い方があの景色を見られたとしても、きっと驚いて興味を持たれることと思います。
ケニアにとってもエチオピアにとっても、切り花は国を支える主要産業の一つです。
生産者の方々の、花に対する深い情熱と、花つくりに真摯に向き合うその姿は、今でも私の脳裏に焼き付いており、私の仕事に対する大きなモチベーションとなっています。
今年もまた行けたらいいな…(上司のNさん!お願いしますね!)
■インジェラ
少しお堅い内容になってしまったので、少し仕事から離れたお話を。
実は私、嫌いな食べ物が全くなく、生まれてこの方、「好き嫌いはないんだ!」と自負してきました。
しかし先述のエチオピア訪問の際に、人生で初めて「コレは苦手かも…」と感じた食べ物に遭遇することとなりました。それがエチオピアの主食、“インジェラ”という食べ物です。
インジェラは、“テフ”という現地の穀物を原料とした食べ物なのですが、見た目も香りも中々強烈でして…
ご興味のある方は、「エチオピア 主食」で検索してみてください。何となく私の気持ちもご理解頂けると思います。
あ!でもその代わり、エチオピアという国は嫌いにならないでくださいね!!とっても素敵な国です。
ちなみに私の上司曰く、「3回エチオピアに来れば慣れる」とのことなので、残り2回のチャンスに賭けたいと思っています!(上司のNさん!出張行かせてくださいね!)
■珈琲
苦手の後には好物のお話も。
私は珈琲が好きでほぼ毎日飲んでいるのですが、アフリカを始めバラの取引相手国は実は珈琲の一大産地でもあります。
現地訪問時も珈琲でのもてなしが素晴らしく、逆に農園関係者が来日した時には、だいたい珈琲かチョコレートをお土産としていただく事が多いのでとても嬉しいですね。
チョコにも目が無い私にとっては非常に有り難い話なのですが、「ダイエットが進まない理由がここにもあったか」と今書きながら気づかされました。
ちなみにクラシックには私の他にも珈琲愛飲者が多くいます。
そのため社内のリラックススペースには豆を挽くミルとポットが設置されており、みんなMy珈琲豆を持参してそれぞれ珈琲タイムを楽しんでいます。(新しく入社したスタッフは大体驚きます)
My珈琲を淹れるひと時でリフレッシュして、その後の仕事を集中してテキパキこなす。
そんなメリハリ上手なスタッフが多いのもクラシックの特徴の一つかもしれませんね。
クラシックにいらっしゃった際には、ワタクシ、(自称)バリスタ・松バラが淹れたて珈琲でおもてなしいたしますので是非お声かけください!
■最後に
コロナウイルスの影響でイベントのキャンセルや自粛が相次いでおり、それに伴い全国的に人々がお花と関わる機会が減りつつあるように思えます。
お花見も自粛ムードが広がっていますが、今年は少し目先を変えて、自宅用にお花を買い、“自宅で花見酒”というのもまた乙なものではないでしょうか。
私は、花には人を元気にする力があると信じています。
大変な時、落ち込んだ時にこそ花を手に取って頂くような文化が日本中にもっともっと広がれば嬉しいです。
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