CLASSIC スタッフブログ Vol.19
このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、福岡支店のスタッフがお送りいたします。
■福岡で3番目!…自己紹介です
こんにちは!
(すでにご存じの方は)お世話になっております。
福岡県で3番目に多い苗字の古賀(こが)です。
ちなみに私の旧姓は、福岡県で1番目に多い田中(たなか)でした。
こうやって書き始めると、2番目は?って気になりますよね。
2番目は中村さんで、田中/中村/古賀ときて、井上/山本/吉田…と続きます。
さて、前振りが少し長くなりましたが
わたくし古賀は、クラシック福岡支店で勤務しております。
九州や広島方面の市場の方と対応させていただきながら、「大切なお客様に、どんなお手伝いができるだろうか?」と日々考えつつ、せっせとお仕事しております。
■名づけへのこだわり はんぱない!
この平凡な名前のおかげ?で『名付け』には強いこだわりがあります。
特に自分の子供の命名となれば…ねぇ、どの親御さんも頭を悩ませるものでしょう。
私たち夫婦もそうでした。
結局、子供の名前は夫が決めたのですが、字面、画数、音の響きなどあらゆる角度から(って大袈裟ですが本当です)考え、素敵な名前を付けてくれました。
しかし、
大事な場面で私はやらかしてしまいました!
夫が決めた子供の名前は、夫が買ってきた名付け本の巻末に漢字で書いてありました。
私は、こっそりそれを見ていたんですね。
そして、出産して退院するまでの間、ずーっと「できたての素敵な名前」で愛おしい子供に呼び掛けていたのです。
勘の良いみなさんは、もうお気づきでしょう!
そう、読み方が違う‼
それに気づいた夫はあきれつつ、もう病院内で定着してしまっていた「その名前(呼び名)」を今更変えるわけにもいかず、そのまま役所へ出生届を出しました。
ごめん。夫よ。そして少し運勢が下がった(?)息子よ。
でも数日で愛着が湧いてしまうのはやはり『名前』の不思議さです。
今では、この名前(呼び名)が一番と思っていますよ!
■まだ、名前のお話し 「名前って大事だなぁ」
お花もそうです。
おなじみのカーネーションやバラの品種ごとについている名前も、一見、品種の違いを識別するためだけの「記号的な存在」に感じるかもしれません。
でも、名付けた人にとってはただのカーネーションやバラの一種ではなく、一つひとつの名前に想いを込めているのだと思ってます。
そして、
その名前の意味や由来を知ることで、その花が特別な存在に変化したり、その花を通じた不思議な効果を体験できることがあります。
ということで、
突然ですが、私が好きな花はバラです。
その中でも「カルピデューム」が大好きです。
お花屋さんに名前の意味を教えてもらってさらに好きになりました。
ラテン語で「その日の花を摘め」という意味だそうです。
古代ローマの詩に登場する言葉みたいですが、「今日という日の花を摘め」というこの部分で、「今この瞬間を楽しめ」「今という時を大切に使え」と言おうとしたとのこと。すごく素敵ですよね。
ちなみに、花言葉は『夢かなう』『誇り』だそうです。
見ているだけで元気をもらえそうなオレンジ色のバラです。
最近よく目にするようになったなと思っていましたが、カルピデュームは人気のあるバラのひとつで、2010年に日本フラワー・オブ・ザ・イヤー切花部門で最優秀賞をとっているとかで、以前からある品種でした。
■名前から脳みその話 意識してみるということ
「カルピデューム」そんなに前からあったお花でしたか!という印象でした。
でも、そういえば私も、昔からバラが好きだったわけではなく、ベランダ園芸でバラを愛でるようになってから好きになったので、以前のことを良く知らないのは当たり前ですよね。
■カラーバス効果について
でも、バラを好きになったら、バラに関する情報が自然と自分のところに集まる様になった…
以前読んだ、人間の脳について書かれた本の中に、これと同じ様な現象について書かれていたことを思い出しました!
自分が意識している情報が自然と目につく「カラーバス効果」です。
通常、人間の(もしかすると他の動物も)脳は、すべての情報を取り込むという非効率なことはせずに、自分に有益である情報のみを瞬時に判断し、取り込む機能が備わっているんだそうです。
普段ぼんやり生きている私でもそんな機能が備わっているなんて、びっくりです。
ですが、そのような脳の機能によって私はバラを好きになり、さらには「カルピデューム」という名前の素敵な意味を知ることで、カルピデュームというバラを自分にとって特別な存在だと感じられるようになりました。
こんな出会いを与えてくれるとは、脳も効率的であると同時に粋な計らいもしてくれるものですね。
■最後に
今回が私にとって人生初のブログ執筆でしたが、この次があるとしたら何を書こうかな~と...
面白いこと・楽しいことはないかと意識して、あたりを見回してみます。
何か興味を持てるものを見つけられれば、自然と情報が集まり…また別の、新しい世界が広がるかもしれません。
ワクワクしますね!
「いいね!」