CLASSIC スタッフブログ Vol.31
このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、営業本部の溝口がお送りいたします!
■今年も残り2ヵ月
早く年末年始休暇にならないかなと考えている、「アジサイ・アルストロメリア・アナスタシア・オランダ商材」担当の溝口です。
この時期は、トルコのベリーリースや色付きのルスカスなんかもやっております。
年末年始に何かするかと言われると、実家に帰り両親や兄妹、おじさん、おばさんに会い、お墓参りをして、こたつでみかんやお餅を食べるくらいしかしません。
間違いなく全身に不必要なものを蓄えてしまいますね。
とにかく残り2ヵ月、体調を崩さないように頑張ります。
■初めての海外旅行
最近、以前留学したことのあるカリフォルニア・サンディエゴに行きたい!と思っていますが、コロナの影響でいつ行けるか全く予想できません。
ビーチでゴロゴロしたい。キレイな海を見たい。
ちなみにサンディエゴではラホヤビーチとオーシャンビーチがおすすめです。
行きたいことばかり話しても仕方ないので、初めての海外旅行について少し思い出話を。
「初めての海外旅行、どこ行く?」
…きっとヨーロッパ、カナダ、アメリカ、台湾あたりでしょ?と、メジャーどころに行ったんだろうと予想されると思います。
が、いやいやそんな大都会ではございません!
ではどこに行ったのかと言いますと、そこはインドとミャンマーに隣接している国。
その名も「バングラデシュ」。
国旗は日本と色違いで緑色に赤丸の国です。
まぁ、旅行ってよりスタディーツアーですね。
5日間滞在して、現地では孤児院を訪れてこどもたちと全力で遊び、学校建設のお手伝い、スラム街の訪問など。
学校建設予定地は、首都ダッカから車で3~4時間。
道路は整備されておらずガタガタ。前の車が進まないとクラクション。もうそこら中でクラクションの大合唱。
ガタガタ道とクラクションの音で、車の中で寝ることは絶対無理です。
ふっと窓の外を見ると、超満員のバスで窓から顔を出しているおばさんが嘔吐。。。
車が停車していると何かを売りに来る大人や子ども。基本的にごみはポイ捨て。
見るものすべてが新鮮で衝撃的でした。
■電気・水道・ガスも無い場所で穴掘り
学校建設予定に到着すると、そこには電気も水道もガスもない。(飲み水などは事前に現地スタッフが準備)
お湯は水を沸かして使うので、シャワーは、沸かしたお湯を水と混ぜて調整、しかも一人バケツ1杯まで。夜は月あかりが電気の代わり。
まるでどこかの時代にタイムスリップでもしたかのような気分でした。
ご飯は、現地スタッフが作ったカレー。おかずもカレー味。
カレー味のナスがおいしかったです。
お手伝いの内容は、学校を建てるための基礎の穴堀でした。
「穴掘ってショベルカーで機械使ったらすぐに終わるのにわざわざ自分たちがするのか?」と疑問に思っていましたが、ショベルカーなどの大型機材はなく、それどころかスコップもありませんでした。
使う道具は「桑」。
桑って畑耕すものだろと思っていましたが、現地のスタッフは、1日で横2m*縦2m*高さ2mの穴を掘り、自分たちは3人で2日かけてもようやく1.5~1.8m掘れる程度。
現地スタッフおそるべし。
穴掘りに集中しすぎて穴が深くなり自力で出られなくなり、友達に笑われながら助けてもらいました。
ちなみに建設予定は3年と聞いていましたが、実際には7年~8年かかり、数年前に学校が完成しました。
今では多くの子どもたちがそこで勉強をしているそうです。
■しっかりお腹を壊す
東南アジアに行くと食べ物が合わずにお腹を壊すと聞きますが、私もしっかりお腹を壊しました。
最終日の出国前のごはん。現地スタッフが気を利かせてくれてバングラデシュにある中華料理屋さんへ。
日本で食べる味とちょっと違うが、まあ普通にちゃんとした中華料理。
滞在中カレー味のおかずとカレーしか食べていなかったので、もうとてもおいしく感じて爆食い。
お腹一杯で、帰りの飛行機は寝るだけだな…と考えていました。
しかしそんな平穏な時間は訪れず。
飛行機に乗ってからお腹の調子が悪くなり、機内ではトイレとお友達状態になっていました。
持っていった正露丸を飲み、なんとか無事?トイレとさようなら。
旅にトラブルはつきものとは言いますが、最後の最後でこんな思い出が残ることになるとはさすがに思っていませんでした。
この時得た教訓から一言。
海外旅行に行く際は、正露丸を持って行かれることを強くおすすめいたします。
■最後に
飲み水と火さえなんとかなれば、電気も水道もガスが無くても人間生きられるみたいです。
そして日本に帰って来て、「何不自由なく生活ができることって素晴らしい。」と、自分がこれまで日常だと思っていたことが別の場所では日常ではなく、すごいことなんだと実感しました。
しかし、ずっと日本にいるとまたその生活が当たり前になってしまう。難しいですね。
そんな日本にいても“ニューノーマル”と呼ばれる今の生活様式のように、これまで当たり前だったスタイルが変化する事もあるので、常に柔軟な姿勢でいたいと思います。
そんなあたらしい生活様式のなかでの家時間、やっぱりそばに花があるとなんとなく心が穏やかになる気がします。
ちなみに思い出の国・バングラデシュの国花は「スイレン」
さすがにスイレンを家で楽しむのは難しいですね(笑)
家ではホームユース向きの花を飾りながら、有名なモネのスイレン画でも見てバングラデシュに思いを馳せたいと思います。
今回のブログはここで終わりとさせて頂きますが、まだ当時一緒に行った友達以外で、バングラデシュに行ったことある方に会ったことがありません。
バングラデシュ行ったことがある方、是非絡んできてください!!!
一緒にバングラデシュトークしましょう!!
「いいね!」