CLASSIC スタッフブログ Vol.54
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、営業本部から成毛(なるけ)がお送りします!
どうぞお楽しみください!
■母の日
母の日というビッグイベントが終わり、緊張感から解放されて、灰になりかけの成毛です。
花き業界の中では「母の日がいつなのか知らない人」はいないと思いますが、母の日は毎年日付が変わる事もあり、一般的には“母の日はいつかわからない方”はいらっしゃると思います。
”母の日は5月第二日曜”です!
私も花き業界でお仕事させていただいて10年以上になりますが
・母の日の由来
・なぜカーネーションを送るのか?
という事を詳しく知っているわけではなく、せっかくの機会なので色々調べてみました!
母の日を祝う習慣の起源は諸説あるようですが、
日本を始め、世界の多くの国々で「母の日は5月の第2日曜日」として広まっています。
これは1907年5月、アメリカ・フィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が「自分の亡き母を追悼したい」という想いから、教会の参列者に白いカーネーションを配った事が始まりといわれているようです。
ですが、もっと昔からお母さんに感謝する日があった国々もあるようです。
それはアイルランド・イギリスの「マザリングサンデイ」です。
「マザリングサンデイ」はキリスト復活祭(イースター)までの46日間にあたるレント※注の第4日曜日で、17世紀に始まったものです。
ちなみに今年2021年のマザリングサンデイは3月14日でした!
※注:キリスト教会暦で、キリストが十字架に至るまでの苦難の道を思い起こすため「四旬節」「受難節」と呼ばれる期間。
母の日の歴史や文化について詳しく勉強していく中で
『ん?』と思ったのは、母の日の始まりは
「白いカーネーション」が渡された。
と言う内容です!
私たちにとって“母の日の花”というと「赤いカーネーション」が定番として思い浮かぶと思いますが、なぜ“白カーネーション”から“赤カーネーション”になったのでしょう?
その理由も調べました。
クリスチャンの間では、白いカーネーションは、十字架に架けられる前のキリストとマリアを表し、赤いカーネーションは、十字架に架けられた後のキリストの赤い血を表しているといわれているそうです。
そして、先に登場したアンナ・ジャービスが、亡くなった母に白いカーネーションを贈ったことから、母が亡くなっていれば白いカーネーション、健在であれば赤いカーネーションを贈るという習慣が広まっていったらしいです。(その後諸説あった様ですが、結論としては赤の方が定着したということみたいです)
ただ現在は、カーネーションの種類も多種多彩に存在しており、私たちクラシックでも赤に限らずさまざまな色のカーネーションを取り扱っております!
自分の好きな色を贈るか、お母さんの好きな色を贈るか、などで選んでもいいですよね!
色によって異なる花言葉で選ぶのも楽しそうです。
ちなみに赤いカーネーションは「母への愛」
世界で唯一の青色の遺伝子を持つカーネーション・ムーンダストは「永遠の幸福」が花言葉です!
■おふくろの味
せっかく母の日の話をしたので母つながりで「おふくろの味」について語りたいと思います。
私は3人兄弟の長男で妹が2人います。
ただちょっとだけ特殊なのは妹が双子ちゃんと言う事です!
で、
その双子の妹に『おふくろの味はなに?』と聞いたら
即答で『唐揚げ!!』でした。
(※双子だからってハモったわけではないです)
私がそんな事を妹たちに聞いた理由ですが、実は私自身おふくろの味がわからなかったのです…
昔から食に対してこだわりもなく、好きか嫌いかの2択で育ってきたせいか
家族のご飯の記憶といえばホットプレートで焼き肉を食べたぐらいの記憶しかありません。
おふくろの味が「唐揚げ」と、妹から答えをもらったのに全く思い出せず、まさかお弁当にいつも入れてくれていたのか!?
とも思いましたが… 弁当はおふくろのお手製ではなく、毎回コンビニで焼き肉弁当を買ってた記憶があります。
なぜ自分に唐揚げの記憶がないのか不思議です。
でも、母と仲が悪かったわけではなく、親子関係はきわめて良好です。
なので先日「うちのおふくろの味って何?」と直接確認したところ…母自身も“唐揚げ”と言っていました(笑)
という事で私のおふくろの味は唐揚げで確定しました。
そして、その唐揚げを先日作ってもらい食べました。
記憶にあるか、ないかは別として、めちゃくちゃ美味しかったです!!
自分の中では最近決定したばかりのおふくろの味なので、まだピンときていないところもありますが、こんなに美味しいのなら、これからはお願いして時々作ってもらおうと思います。
■遅れてもいい
このブログが更新されている頃には今年の母の日は終わっています。
もちろん母の日当日に感謝を伝えたり、プレゼントを渡すのがベストではありますが別に遅れたっていいと思います。
感謝を伝えるのに遅いなんてことはないです。
まだ、お母さんに感謝を伝えられてない方は、お花をプレゼントしてみて下さい。
私は、母が花を好きとは全く知りませんでしたが、花き業界に入り、初めてお花をプレゼントしたところ、すごく喜んでくれたので、それからは毎年お花をプレゼントしています。
普段は母から送られてくる「世間話のようなLINE」をスルーしてしまう私ですが、少なくとも年に一度素直に感謝を伝えられる母の日。
日本中のお母さんに感謝を伝えるお手伝いができる仕事。
これからもみなさんが、大切な人に気持ちを伝えることを、お花の提供を通じて、全力でサポートできるよう頑張りたいと思っています。
しつこいですが、まだ間に合います!!
花のある暮らしっく!!
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