CLASSIC スタッフブログ Vol.55
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、営業本部からバラの松原がお送りします!
どうぞお楽しみください!
■アフリカ…切花の大規模産地
お久しぶりです。
バラ担当の松原(バラ)です。早いものでも三回目の執筆になるのですね。
そろそろネタも尽きてきたなと焦っていたのですが、そういえばバラの産地の話をしていないな、ということを思い出し、今回は少し産地のお話にお付き合いいただければ幸いです。
クラシックでは現在ケニア、エチオピア、エクアドル、中国と4カ国からバラを取り寄せています。
その中でもケニア、エチオピアのアフリカ産のバラが全体の約8割を占めており、クラシックの中でも非常に重要な立ち位置にあります。
実はちょうど二年前の今頃、幸いコロナが流行する前にアフリカに出張へ行って参りまして、その時の体験なども交えて産地のお話をゆるゆるとしていけたらな、と思っています。
■ケニアという国
まずはケニア!
世界有数の切り花の生産地であることは言わずもがなですが、みなさん、ケニアという国にはどんなイメージをお持ちでしょうか?
やはりサバンナ的なイメージが強い人も多いようで、
私の友人の一人は
「あれでしょ、キリンとかサイとか突っ込んできたりするんじゃないの?」
とか冗談で言ってきたりもしました。
んなアホなって話に聞こえますが、コレ、半分正解だったりもします(後述)。
ケニアは東アフリカに位置する赤道直下の国で、標高は1,500~2,000mほど。
首都のナイロビは現地マサイ族の言葉で「冷たい水」を意味しており、その名の通りケニアは全土でも水源が豊富で花の育成にとって非常に良い条件が揃っております。
また、ケニアでは年に一度、国内外の多くの農園がブースを構える世界的なフラワーショーが開かれることでも知られています。
ブースでは全て花で作った衣装が飾られたり、バラで作られた大きなハートが飾られていたりと、色々な魅せ方で各農園がアピールをしていたのがとても印象的でした。
さて、国の紹介と仕事の話はこのあたりにしまして、、先ほどの動物の話に戻ります。
私が農園に訪問するその道中、結構色々な動物を目にすることがありました。
さすがに肉食獣は見かけませんでしたが、サルや牛、シマウマなど。
中でも一番驚いたのが、野生のキリンとこちらの車がぶつかりそうになったこと。
車は急ブレーキをかけ、キリンも急ブレーキ!
その時、たまたま私は外へ向けてカメラを構えており、その瞬間の一枚を取ることが出来ました。
キリンが前足で踏ん張ってスピード殺しながら「マジで!?」っていう顔をしていたのを今でもはっきり覚えています。
現地の人の話では、都心から離れるとこういった光景はよくあるようで、キリンのような大型動物との衝突も珍しくはないとのことでした。さすがケニア!
■エチオピアという国
エチオピアはケニアのすぐ北に位置している国。
国の標高は1,500m前後の場所が多いですが、首都アディスアベバは2,355mと世界で4番目に高い標高の首都としてランクインしています。
エチオピアに関しては、まだそこまで日本に浸透している国とは言えず、もしかしたらイメージ自体が付きにくいかもしれません。
お世辞にも先進国とは言えず、首都の中心部でも道路の整備が整っていなかったり、手作り感満載な民家が並んでいたりと、発展途上の真っただ中にあります。
ただ、個人的にはこういう光景はテレビでしか見たことが無かったので、驚きよりも直接目の当たりにできたことに対しての感動が大きかったですね。
さて、このエチオピアですがケニア同様水源に恵まれており、花の生育に適した条件が揃っています。
特にバラの輸出数は近年大幅な上昇を見せており、まだまだ手付かずの“未開の圃場”が眠る同国は世界一ともいえるポテンシャルを誇っているといえます。
首都のアディスアベバは、現地の言葉で「新しい花」の意。
国をあげて、益々の花産業の発展に期待したいですね。
ちなみに、エチオピアの輸出品目第1位でもある珈琲は絶品です!
もしコーヒー好きな方がいらっしゃいましたら、是非エチオピア産の豆をお試しあれ!
■母の日が終わり、父の日へ
先日の5月9日(日)は母の日でしたね。
みなさんは何かプレゼントされましたか?
やっぱりバラでしたよね?ね?
きっとそうであったと勝手に信じています。
母の日が終わり、今度は来月6月20日(日)に父の日がやってきますね。
父の日のイメージカラーは黄色とされています。
やや大きめで淡い色味が素敵な「ミニオン」、濃い目の色味とほのかな香りが特徴の「ムーンウォーク」など、クラシックでは色々な黄色バラをご用意しています!
ご要望に合わせたバラをご提案させて頂きますので、わたくし松原(バラ)までお気軽にご相談くださいませ!
父の日は(世のお父様方の肩身の狭さが反映されているのか)どうしても母の日に比べスケールが小さくも感じられますが、そんな事関係無しに、日ごろの感謝を込めていっぱいプレゼントしちゃいましょう!
花のある暮らしック!
「いいね!」