CLASSIC スタッフブログ Vol.60
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、事業開発室の寺谷がお送りします!
どうぞお楽しみください!
■こんにちは
こんにちは、事業開発室の寺谷です。
2020年4月、2020年10月と続き、3度目のブログ執筆です。
1回目のブログ執筆時に書いた通り、早く海外産地からの情報をみな様に届けたいのですが、コロナの終息を待つ日々が続いており、もう少しだけ先のことになりそうです。
産地からの情報は次回以降に期待しつつ、今回は『食べ物』について書きたいと思います。
もちろん最後に少しだけ花の話もしますよ。
■エスニック料理
『エスニック料理』というとどんな国のどんな料理をイメージされるでしょうか?
エスニック=民族なので、民族伝統の料理なら何でもエスニック料理としてよいはずですが、なんとなくタイとかインドネシアとかベトナムといった東南アジアの料理を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
自分自身もそうです。
なにはともあれ、異国で食べる料理っていいですよね。
何がいいって、海外に行ってその国の言葉が分からなければ、耳に届く言葉は雑音に過ぎず、口は意味のある言葉を発することも出来ません。
でも舌は、見たことも聞いたこともない料理に対しても、ちゃんと味を伝えてくれます。
食べたあとの『おいしい』くらいの感想ならGoogle先生に教えてもらって現地の言葉で作ってくれた人に伝えられます。
作った料理が美味しいと言われて喜ばない人は居ません。
それで立派な異文化コミュニケーションの成立です。
私は仕事では東南アジア諸国への関りが強いですが、現地へ行った際には、そんなふうにローカルフードを楽しんでいます。
せっかくなので、私がハマった日本ではあまり知られていない美味しいローカル・エスニックフードを3つほど紹介したいと思います。
★バインセオ★
ベトナム版お好み焼きのようなバインセオはベトナムの都市ダナンのローカル伝統料理。
ダナンだけでなく南のホーチミンから北のハノイまでどこでも食べられますが、ちゃんとしたレストランで「具が目一杯詰まったもの」より、屋台で売っている「具をケチってほぼ皮だけしか無いようなバインセオ」の方が美味しいと思う人は多い、、、はず。
★ラクサ★
そこそこ有名なので、食べたことは無くても知っている方は多いかも。
シンガポールやマレーシアを中心に食されている麺料理で、地域ごとにたくさんの種類がありますが、お勧めは濃厚な魚介だしにピリ辛のスープが日本人の口にあうアッサムラクサ。
屋台街などではラクサを扱うお店が何件も並んでいたりするので、お店をハシゴして食べ比べもお勧め。
★ボボチャチャ★
東南アジアの広い地域で食べられている伝統的スイーツで、ココナッツミルクのスープに、果物、芋類、団子、豆、ゼリーなど、お好みの食材を入れたもの。
名前は違っても似たようなスイーツはいろいろありますが、マレーシアの華僑である義母がよく作ってくれるのが、このボボチャチャで、私にとってはちょっとしたおふくろの味的存在でもあります。
★ピーナツバター・アンド・ジェリーサンドイッチ★
番外として1個だけ。
食パンにピーナツバターとイチゴなどのジャムを塗って重ねただけのサンドイッチで、これを食べたことが無いアメリカ人はいないほど、アメリカの生活に根付いた食べ物。
長いのでPB&JSWと訳しちゃいます(他の人には通じません)。
このPB&JSW、アメリカと言えば!な食べ物のハンバーガーやマカロニチーズなどに比べて地味な存在で、アメリカに旅行したことがある人でも食べたことがあるという人は少ないはず。
それもそのはず、料理としてはどこにも売っていないのです。
材料、つまり食パンとピーナツバター、ジャムを買って自分で作るのが流儀で、いつでもパッと作れてパッと食べれる、日本人にとってはおにぎりのような存在。
ここまで読んで、番外なのに一番長く書いているじゃんと思いの方、その通りです。
私はこのPB&JSWにめちゃくちゃ思い入れがあり、好物でもあります。
でも日本では食べないんです。
材料だってどこでも買えるのに作らないんです。
理由は日本のパン、ピーナツバター、ジャムが上品過ぎて、どう作っても“あの” PB&JSWにならないからです。
アメリカのスーパーで買えるパサパサ、モサモサした超薄切りの食パン、甘いだけでなく塩もたっぷり入った如何にも健康に悪そうなピーナツバター、そして人工的な甘みと色を付けたチープなイチゴジャムで作ってこそ本当のPB&JSWなのです。
PB&JSWを除いた3つ、全部日本で食べることが出来るので、興味を持って頂いた方はぜひとも挑戦してみては?
■花の話題を少し、、、
書きたいことは書いたので、ここで終わりにしても良いのですが、仕事の一環で書いているので、花の話題も少しだけ。
最近、よく目にするのが『染め』。
スーパーの生花コーナーや、花屋さんの店頭にも置かれていたり、インスタ等に染めた花のアレンジメントを載せている方も増えてきました。
いかにも人工的な色合いをNGと思われる方もいる一方で、自然には無い独特の発色を柔軟に受け入れている人が増えているのは嬉しいことです。
染めに使う資材の種類も増えてきたり、また染め技術も日々上がっているので、一見すると染めに見えないような染めもあります。
クラシックでもカーネションや胡蝶蘭の染めを扱っています。
まだまだ種類も少なく発展途上な染めですが、今後の拡充の期待と、現行の商品をよろしくお願いします。
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