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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.66

2021.08.09

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回は、弊社常務執行役員の難波お送りします!

どうぞお楽しみください!


自転車通勤とハイエースと古いロックの話

東京の本社におります難波です。先日東京の夏空にジェット機が五輪を書いて去って行きました。本番前のリハーサルだったようです。これが掲載される頃にはオリンピックは無事に終わっている事を祈りつつ、今回は写真だけ載せておきますね。

 

 

 

最近サブスクリプションという言葉をよく聞くようになりました。花も映画もサブスクで手軽に届くようになりました。

 

私も音楽はもっぱらサブスクで聴いています。

学生の頃は友達からレコード盤を借りて録音し、カセットテープで聴いた世代です。

サブスクは携帯の向こうに巨大レコード店があって「どれを聴いてもいいよ」と言われているようで、もう昔には戻れませんね。

 

最近は1970年前後のローリングストーンズ初期のアルバムをまた聞き直したりしています。書き出すと止まらなくなりそうですが、50年後の今も現役で頂点にいる奇跡のような人達が、彼らの原点のブルースをベースにしつつロックバンドとして進化して行くこの時期のものは今でもとても新鮮です。

 

では、まずは自転車の話から始めます。

 

自転車 ⇒ クラシック推奨 通勤手段に

コロナの不安が最初のピークに達していた昨年4月、会社からテレワーク推奨のお知らせと共に何と「出勤する社員は自転車を積極的に使いましょう」という内容の通達が出ました。

 

永年自転車通勤を続けている私には何をいまさらという思いと共に、何となくグレーな感じだったチャリ通がようやく日の目を見た気がしたのを覚えています。

 

今年は梅雨の時期も自転車で出勤していたので電車には久しく乗っていません。Suicaはもっぱら買い物時の決済用になりました。

 

夏の夜 自転車で帰った後はこれ

 

今の相棒は2005年頃に型落ちで買ったキャノンデールという会社のマウンテンバイクをいじったもの。

同社はアメリカのメーカーですが、現在は生産拠点を台湾に移してしまいました。

でも、当時はまだアメリカで生産されていた生粋のアメ車です。

 

最近ではクラシックバイクの趣が出て来ました。街乗りも、通勤も、休日の山登りでも使っています。

アフリカ南部で人気のバンドの名前から‘Black Unlimited’と名付けて永年愛用してきました。

ところが3年ほど前にサスペンションがダメになり、メーカー直営店や自転車店を何軒も回ったものの生産終了から時間が経ちすぎて代替部品もなく、仕方なく買い替えも考えてまた自転車店を見て回ったものの気に入ったものがなく

そうこうしているうちに親子2人だけでやっている小さな専門店がやっと他社の代替え部品を使っての面倒な修理を引き受けてくれました。(小林自転車店さん、お世話になりました。)

 

その後2シーズン掛けて自分でフレーム以外のパーツを全て入れ替えました。一番のポイントは前の3枚ギア(歯車)を1枚に減らし、後ろに11-46T(歯数)という巨大な歯車を持つスプロケット(歯車の束)を組み込んだ事。

これで前のギアの変速機が不要になり、軽量化した上、メンテナンスも不要に。リアに大きなギアが入った事で山登りも少し楽になりました。

掛かった費用は恐らく新品自転車の価格を超えましたが、十分楽しんだので良しとしています。

 

山でも活躍

 

進化を遂げた相棒に名前を付けねばと考えつつ、仕事帰りに大通りを走っていたら追い越して行ったのが ‘ハイエース’

 

これだ!

 

今度は日本のロックバンドの曲名からです。

 

■フラワーカンパニーズ

“埃まみれのハイエースに乗って”

地方巡業を続ける彼らの日常を描いたこの曲は彼らの代表曲の一つです。

 

フラワーカンパニーズという名前ですが、切り花輸入の同業社や花の生産者ではありません。

クラシックの社員、私を含めて3人位は知っているかもしれない、でも若者は絶対に知らない日本の4人組ロックバンドです。

 

数年前に結成30周年を迎えた、「メンバーチェンジなし、活動休止なし、ヒット曲なし」というこちらも奇跡のような人達です。

 

地道に全国のライブハウスを回ってコアなファンを掴み5年ほど前には40代後半にして何と武道館での初ライブをやっています。

昔は少し尖っていましたが50を越えた最近は年相応に良い意味で大分丸くなったと思います。

 

自分たちのことを消えぞこないと自嘲気味に呼んだりしています。いつもシンプルに思いを伝えるロックです。

 

フラワーカンパニーズ

 

私が会社に入る前から、たまに彼らのライブには通っていました。

最近はもっぱら例のサブスクですが。(配信ライブという手もありますが、家族や近隣からの苦情も考えると

 

ライブはやっぱり生ですね。東京では満員のライブが見られるまであとどれ位待つことになるのでしょう。

超満員のライブハウスが恋しい…

 

いつになるか分かりませんが、クラシックがテレビかネットにイメージ広告を出すような事があれば是非フラワーカンパニーズ繋がりで彼らにこの花の業界で頑張っているみなさんや花を買ってくれる消費者の方々に向けて愛のある応援歌を一曲書いてもらいたいなあと思ったりしています。(その時には事務所にお願いに行ってみます)

 

■もう一方(ひとかた)ご登場です

レジェンド、ボス、キング、忌野清志郎さんです。

 

 

RCサクセションを率いて、メンフィスやアラバマの小さな町やニューオリンズの音楽の沼を教えてくれた、私にとっては最初の音楽の先生のような人です。

 

そういえば上述のフラワーカンパニーズもしっかり影響を受けているのは間違いなく、RCの曲をカバーしています。

 

ネットで探すとキヨシローさんが亡くなったのは200952日、翌週59日の青山葬儀所での告別式には35,000人のファンが参列したとあります。

仕事帰りに自転車で青山に直行した私は列の最後に並びました、延々と並んで記帳をして斎場に入ると紅白の垂れ幕に巨大でド派手な今で言う洋風祭壇。

会葬者にはバラの花が1本ずつ手渡され、それを献花して行くスタイルで進められていました。

 

勿論私は知っていました。そのバラは私たちクラシックがキヨシローさんのために仕入れたアフリカの農園からのものだという事を。

 

会葬御礼としてキヨシローさんの写真が2枚配られました。

1枚はボス愛用の自転車オレンジ号と一緒のもの。

もう一枚は遺影に使われた写真のコピー、裏には確か「イエイってイェー」と書かれていました。

ステージを下りるととてもシャイで、ステージではいつもサービス精神旺盛だったボスの最期に少しだけ関わる事が出来た事を久しぶりに思い出しました。

 

 

最後に、フラワーカンパニーズのリーダー・マエカワ氏が東洋経済というちょっと固めの雑誌に“しぶとい自営業者”として紹介された時の記事を見つけました。

<東洋経済記事:【48歳バンドマンの「しぶとすぎる」生き残り術】>

かなりの長文ですが、<「非会社員」の知られざる稼ぎ方>という特集でビジネス記事としてもなかなか面白いので、興味とお時間があれば彼らの曲と一緒にどうぞ。

入門用にこのライブ盤はどうでしょう。

 

<入門にオススメ!ライブCD

@WWW 2013.1.23 Premium Live“ビューティフルドリーマー

 

 

花と音楽のある暮らしっく!


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