CLASSIC スタッフブログ Vol.80
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今回は、営業本部の荒木がお送りします!
どうぞお楽しみください!
■はじめに
みなさんこんにちは、カーネーションバイヤーの荒木です!
以前花の勉強のためにオランダに3か月ほど滞在し、すっかりオランダの虜に!
「世界中の花がオランダに集まる」とも言われている、“花”大国オランダについて今回は少しお伝えしたいと思います。
■東京・八重洲の語源はオランダ人
オランダは国土が九州とほぼ同じ、人口が1,700万人ほどの小さな国ですが、日本とも関係が深い国でもあります。
江戸時代に始まった日本との通商関係は、鎖国時代も続きました。
オランダ船の乗組員ヤン・ヨーステンはその後も徳川家康に仕え、現在の東京駅周辺に住んでいたことから彼の日本名「耶楊子(やようす)」にちなんで八重洲と名付けられたそうです。
また、(私の住む)千葉県佐倉市はオランダとの文化交流が現在も続いており、本格的なオランダの風車があります。京成線の車内からも見ることができます。
■そろそろお花の話を
オランダ滞在中はお花屋さんで少し働かせてもらい、空いた時間には街へ出て、色んな所で販売されるお花を見てきました。
お花は専門店(お花屋さん)だけではなく、スーパーやガソリンスタンド、各都市で定期的に行われるマーケットでも買えます。日本と比べると比較的安価に購入できます。
お花屋さんではギフト用に、お家用はマーケットで手軽に、と使い分けしている人が多いように感じました。
また日本と大きく違ったことは、オランダ人にとって家は「見せるもの」といった一面もあり、オランダ人では、住宅にこだわりを持っている方が多かったように感じられます。
友人の家に遊びに行くと、お家の中を自慢げに紹介してくれますし、日本の住宅と比較しても窓が大きく・多くつくられているため、窓から家の中がみえることも。
窓辺には季節のお花を飾ってその家の家主のセンスを誇っているようでした。
■好きなお花を飾ろう!贈ろう!
オランダの花屋さんで働かせてもらい気づいたことは、オランダの花づかいには縛りがない!ということです。
日本では用途やシーンに合わせて好まれる・敬遠される花があり、それも日本ならではの面白い花文化の一つだと感じます。
それでも、出会ったオランダの方々が持っている大らかな「いつでも自分が好きなものを使っていいんだよ」という雰囲気は、私にとって新鮮でした。
また、それぞれの花の持つイメージが強くない(菊=お供え、のようなイメージがあまりない)ことは、花屋さんで働くひとりとして、やりやすい一面もありました。
コロナ禍で変化があったといわれている日本の花かざり。
これからどんなものが人気になっていくのか、情報収集をしながら、変化の兆しを見逃さない様にしていきたいです!
クラシックでは、みなさんが求める花をしっかりと届けたいと、いっつも願って、活動しています。花のある暮らしっく!
「いいね!」