CLASSIC スタッフブログ Vol.86
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
2022年初のブログは、仕入担当・インド出身のアミットがお送りします!
どうぞお楽しみください!
■ボリウッド…ってご存じですか?
インドといえば、浮かんでくるのはカレー、タージマハル…?いえいえ、他にもあるんです。インドの魅力!
みなさま、インドを代表する、ボリウッドダンスはご存知でしょうか?
インドは映画制作本数も世界でトップにランクインする、映画大国といわれています。ボリウッド(Bollywood)とは、そんなインド映画産業全般につけられた俗称のことを指します。中心地ムンバイの旧称「ボンベイ」(Bombay)の頭文字と、アメリカの映画産業の中心地「ハリウッド」(Hollywood)を合わせて作られたそうです。ボリウッド(ヒンディー語・ウルドゥー語、あるいはヒンドゥスターニー語)および、その他の地域の映画産業(タミル語、マラーティー語、ベンガル語、テルグ語、マラヤーラム語、カンナダ語)などと合わせるとインドの映画産業(作品数、入場者数で)は全体で世界最大の規模を誇ります。
■海外での人気
インド映画はインドのみならず、他の南アジア諸国、中近東、アフリカの一部、東南アジアの一部、世界中の海外在住のインド人社会などでも人気のエンターテイメントとなっています。特に、イギリス、カナダ、オーストラリア、アメリカなど、インド出身の移民が多い国々で人気があるようです。また、海外に在住するインド人が年々増加傾向にあることも、海外からの支持が多い理由の一つです。
■ボリウッドの魅力
その①音楽とダンス
ボリウッドには、歌や踊りが入ったシーンが組み込まれた映画が多い事が、特徴になっています。こういったタイプの映画は、映画館などの本格的な音響システム設備のある環境で観る方が、迫力や臨場感が感じられそうですね。映画内の歌やダンスに明るい気分にさせて貰い、勇気づけられる人が多いという事も人気の理由(ワケ)かもしれません。
その②ゴージャスさ
ボリウッド映画のもう一つの大きな特徴はその豪華な衣装です。ラブシーンはあまり使わない文化があるインドで、美しいボリウッドの俳優陣が華麗な衣装を纏い・躍ることによって、愛情を表現しているとのことです。
■日本で人気なボリウッド作品
「きっとうまくいく」や「恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム」、「パッドマン 5億人の女性を救った男」、「ホテルムンバイ」など、王道の作品はボリウッド映画に詳しくない方でも耳にしたことはあるのではないでしょうか。他にもアカデミー賞などを受賞した名作を含め様々な作品があります。個人的に好きな映画を下記に紹介します。
- きっとうまくいく
- Bajirao Mastani バージーラーオとマスターニ
- Black ブラック
- Kaho naa pyaar haiカホ・ナー・ピャール・ヘイ
- Bahubali バーフバリ
- Bahubali 2 バーフバリ2
- Taare Zameen Par 地上の星たち
■私の好きなボリウッド映画の俳優たち
男性俳優部門:アミール・カーン、アクシャイ・クマール、リティック・ローシャン
アミール・カーン:ド・ムンバイ出身。父が映画プロデューサーで、おじも監督・脚本家・プロデューサー。おじがメガホンをとった「Yaadon Ki Baaraat」(73)で子役としてデビュー。以降、出演作が多数ヒットし、スターの地位を確立する。また製作も務めた主演作「ラガーン」(01・日本劇場未公開)は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。主演作「きっと、うまくいく」(09)はインドの歴代興行収入1位を記録した。
アククシャイ・クマール: ボリウッド俳優だけでなく映画プロデューサー、マーシャルアーツ指導者なども務める。1990年代に最も成功を収めたボリウッド俳優の一人として、人気俳優の地位を確立している。また、スタント俳優としても活動しており、出演作の多くで危険なスタントを行うことから「インドのジャッキー・チェン」と呼ばれている。
リティック・ローシャン:インド版アカデミー賞と呼ばれる「フィルムフェア賞」の最優秀主演男優部門で4度受賞歴がある。映画業界一族の子息。ダンスがすごく上手です。
女性俳優部門:ディーピカー・パードゥコーン、アイシュワリヤー・ラーイ
ディーピカー・パードゥコーン:2006年にインドのカンナダ語映画で女優デビュー。ボリウッドの文化を超えて、アメリカのニュース誌である『タイム』によって世界で最も影響力のある2018人の一人に選ばれる。
アイシュワリヤー・ラーイ:インド映画のスター女優。子どもの頃からモデルとして活動し、大学在学中に出演したCMでブレイク、94年にはミス・ワールドに輝く。
■いかがでしたでしょうか
普段あまりなじみのすくないボリウッド映画かもしれませんが、これを機に興味を持っていただけるととても嬉しいです!
おうち時間が増えた今、部屋をお気に入りのお花で飾って、気になる映画で楽しいひと時が過ごせると最高ですね!
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