CLASSIC スタッフブログ Vol.185
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今週のブログは営業本部からステがお届けします!
どうぞお楽しみください!
■はじめまして!
クラシックスタッフブログを読んでいるみなさん、はじめまして!
初めて執筆するので少し自己紹介をさせていただきたいと思います。
私はステと申します。生まれも育ちもロシア、日本在住歴8年目になります。
クラッシックへ入社してから半年くらい経ちました。今まで花業界については全く知識がなかったので、まだまだ勉強することは沢山ありますが、やりがいのある仕事です!
■ロシアのバレンタインの花
みなさん、ご存知の通り、もうすぐバレンタインデーですよね!ちょうどよい機会なので、ロシアのバレンタインについて少しお話をしたいと思います。ロシアのバレンタインでは花が愛や感謝の気持ちを表現する重要な要素となっています。もちろん、好みは人それぞれですが、基本的に、バラ、蘭、チューリップ、アンスリウム、アルストロメリア、アスター、カーネーション、グラジオラス、勿忘草(わすれなぐさ)、牡丹というお花が人気です。
折角なので、ロシアで男性から女性に贈られているそれぞれの花が、何を意味しているのか、詳しく見てみましょう。
バラ –
プレゼントの意味は色によって異なります。赤いバラは愛と情熱の象徴です。ピンクのバラは感動、ロマンス、優しさを示唆しています。白いバラは清純さと無垢さを象徴しています。バレンタインデーには、バラを花束で贈ることありますが、観葉植物を好む女性には、鉢植えのバラも人気があります。
蘭(ラン)は最も愛されている人へ贈る花です。通常、2月14日にはファレノプシス(蘭)が選ばれます。鉢植えのファレノプシスは扱いやすく、家庭でよく育ち、毎年花を咲かせて女性たちを喜ばせます。ファレノプシスは花束にしても長く美しく咲き、特別なお手入れは必要ありませんので大人気です。ただし、花瓶の水を定期的に交換する必要があります。
赤い蘭は情熱的な愛を象徴し、白い蘭は純粋な愛を意味します。
赤いチューリップは純粋な愛を象徴します。バレンタインデーには、チューリップの花束や鉢植えの咲いているチューリップを贈ることが多いです。咲いた後、鉢植えのチューリップの球根は庭に植えることができます。チューリップの鉢植えは、観葉植物に興味を持ち、植物を育てることが好きな女性たちへのバレンタインデーの贈り物として選ばれることが多いです。
アンスリウムは愛を象徴する花です。バレンタインデーには、女性に対してアンスリウムの花束や鉢植えのアンスリウムを贈ることが一般的です。アンスリウムは年ごとに花を咲かせ、特別なお手入れは必要ないため、多くの女性に喜ばれる花です。
アルストロメリアは友情と忠誠心を象徴しています。2月14日、アルストロメリアの花束は恋人より大切な友達に贈ることが一般的です。
カーネーションは愛を象徴しています。ホワイトカーネーションは純粋な愛を、レッドカーネーションは深い愛着を、ピンクのカーネーションは永遠の母の愛を意味します。2月14日のためにカーネーションの花束を選ぶ際には、今は多くの種類とバリエーションがある中、ホワイトカーネーションが選ばれることがほとんどです。実はロシアではバレンタインデーにレッドカーネーションは向いていないのです。
その理由は、戦争記念碑に捧げられる花というイメージがあるからです。
■花の数について
2月14日に花を贈る場合、花の数は奇数である必要があります。たとえば、バラを贈る場合、1本、3本、5本、7本、101本など。花束に使う本数は、いくら予算を用意できるかによりますが、最も重要なのは、本数が奇数であることです。その理由は、奇数が幸運や喜びを象徴し、良い運気をもたらすと信じられているからです。一方で、偶数はしばしば悪い運勢や不幸を象徴するとされています。そのため、偶数本の花束は通常、葬儀や墓地への供花として用いられます。
■最後に
みなさん、上記のロシアのバレンタイン文化はいかがでしたでしょうか?
やはりお花や贈り物の文化って、国や地域によって本当に様々ですよね。クラッシックの一員としてこれからもお花や多様な文化の面白さを共有していきたいと思います。新しい環境で学ぶことがたくさんありますが、みなさんと一緒にこれからも楽しみながら成長していけたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
花のある暮らしック!
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