CLASSIC スタッフブログ Vol.198
このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。
今週のブログは社長室から甲斐がお届けします!
どうぞお楽しみください!
■最近は
みなさまこんにちは、甲斐です。先日お会いした業界の方が私のブログを見て頂いており少し恥ずかしながらも光栄に思いながら今回も書かせて頂きます。
前回のブログではロードバイクを辞めてトレランを始めましたと報告させて頂きました。では最近はと言うと、子どもがサッカーを始めたのでその付き添いに週末はつきっきりでございます。
■今の少年サッカー
かくいう私も20代の頃までサッカーをやってきた人間でして、河川敷で子ども達のサッカーを観て当時の自分を照らし合わせながら物思いに耽っていると…
あれっ人数が少ない?
そうなのです、今の小学生は11人制ではなくて8人制のサッカーなのです。
いつから8人制サッカーになったのか調べてみるとどうやら2011年に日本サッカー協会が提案してはじまったようです。
8人制サッカーの特徴は以下の通りです。
①コートサイズは11人制の約半分。
②ボールに触れる機会が多いため技術力の向上につながる。
③攻守どちらにも関われるためサッカーの全体像を理解しやすくなる。
④ゴール前の攻防が増えるため得点力や守備力の向上につながる。
全く知りませんでした…その他少子化なんかも関係してそうです。
■データで見る
少子化と言えば、現在のスポーツ人口はどうなっているのか、私がサッカーを始めた頃はJリーグが開幕してそれこそカズがラモスがというスターがいて、世の中がサッカーに関心を持ち始めた頃でした。それが今はどうなっているかというと、以下の通りでした。
まず20歳以上の状況で見ますと、2022年日本で最も運動として行われているスポーツはランニングであり877万人。球技で見るとサッカーが最も多く309万人、ついで野球が268万人、バスケットボールが237万人という状況です。
このデータを見るとサッカー人気は2012年をピークに下がり基調にありますね。代わってバスケットボールは上昇の兆しが見えているのは近年のバスケブームによるものでしょうか。
次いで子どものサッカー人口の推移を見てみましょう。
日本サッカー協会における4種(小学生)の登録者数なので、上記20歳以上のサッカー人口と統計基準が異なるので比較はできませんが、小学生のサッカー人口だけを見ますと1993年にJリーグが開幕してサッカーをやる子どもが増え、その後増減を繰り返しながらも25万人前後はサッカーに励んでいるようです。少子化を鑑みると1990年と同程度の人口をキープしているのは素晴らしいことと言えるでしょう。
■切り花業界は
代表戦ではサッカー協会は色々言われる傾向にありますがこのデータを見ると、特に育成段階への取り組みは善戦しております。さてところ変わりまして、私達の切り花業界はと言いますと…
2003年には国産、輸入あわせて62億本あった市場規模が2021年には44億本まで減少してしまいました。要因は様々ございますが国産の生産減少を輸入が補え切れていない構図となっております。
花には花育という言葉がある通り、子どもたちの成長にプラスの効果があると言われております。サッカーと同じく業界が一丸となって盛り立てて将来につながるようにしていきたいものです。
私達クラシックも切り花業界を支えていくという使命感をもち、業界の発展に一層取り組んでまいります。
「花のある暮らし(っく)」をいつまでも。
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