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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.226

2024.12.23

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

2024年最後を締めくくるブログは取締役専務執行役員 佐々木お届けします!

どうぞお楽しみください!


 

■年の瀬の感謝

ありがたいことに今年も年の瀬を迎えることができております。過去から現在に至る全ての方々に感謝でございます。手前味噌な話で恐縮ですが、クラシックで働くみなさんに対しても、並々ならぬ努力していただいたこと、その努力の甲斐あってお客様にお花を通じて笑顔を届けることができたことに対して「感謝」の一言です。みなさま、本当にありがとうございます。

 

さて、

今年の夏の暑さは人にとっても厳しいものでしたが、花にとっても厳しいものになり、冬を迎えた今にも影響していると聞いております。従来と異なる大きな変化は、一過性のものとならずに一定の期間において影響してしまうものであることを再認識しております。

また、

今年を表す一文字が「金」ということのようですね。オリンピックでのアスリートのみなさまの活躍はメダルの有無とは関係なく、多くの感動を与えてもらいました。インタビューを聞いていると、多くの方々が「支えてもらった方々への感謝」を述べられているのを聞くと、ご自身の能力は勿論ですが、本当に周りの方々のお力添えはなくてはならないものなんだということを実感致します。

当たり前と思う事も、それがあること、できていることには多くの方々が関わっているということでしょうし、誰も知らない美学というようなものが、そこにはあるのだろうと思います。感謝を忘れず生かされる、生きる、生き抜いていきたいものです。

スポーツから、私たちの商売に目を向けてみると、長きにわたるデフレに慣れていた、いや鈍感になっていた私ですら、商品の値上がりには変化を感じております。

適正な価格とは?ということを自身に問いかける日々でしたが、そこにはしっかりとしたストーリーと、商品・サービスの付加価値を増す形で、お客様の満足度が上がるようにしていかねばなりません。簡単なことではないのでしょうけど、変化をしっかりとらえ行動していきます。商品の価格の変化をご理解いただき、受け入れていただいたお取引先様には、感謝の気持ちしかありません。

 

■今年を振り返る

携帯の写真は1年を振り返ることにも活用できますね。今回の執筆にあたり、少し携帯の写真を開いてみました。私の携帯に収められている写真は、花傷みの写真だけではないのです…()

バレンタインには今年は啓翁桜(けいおうざくら)を購入し、社内のみなさんにもプレゼントできました。昨年のバレンタインから2024年は啓翁桜と決めておりましたので、計画通りの実行です。自宅にも活け、その息吹を感じ、蕾から開花してゆくそのゆったりとした時間を愉しみ、その花姿を堪能させて頂きました。もちろん、フラワーフードも忘れなく投入しております。

 

今年の夏の暑さを今の朝晩の寒さで忘れかけていますが、その暑い時期に引っ越しをしました。引っ越し業者の方々にはお世話になりました。みなさん水行でもしたかのような流れる汗。業者の方の汗を「美しい!」とは言えませんが、汗まみれで働く姿のなかに、仕事へのプライドのようなものも感じ取ることができる一瞬もございました。(こんな感じ方をするのは私だけかもしれませんが…) 引っ越し時に少し壊れたものなどもありましたが、これで帳消しですかね。

引越しもこれで20回目位でしょうか。今後もまだありますね。それもまた楽し…ということです。

これまで過ごした家の写真を見るに、いろんな事象が頭をよぎります。おおげさですけど、そこに存在した証みたいになってますね。色褪せたり、無くなってしまう記憶もあるので、少し寂しい感じもしますが…。

 

大阪から引越した以降は、休日を活用して、関東の四季を感じる場所や美術館、本屋、公園、神社、寺院などを訪問しております。訪問先では歴史、自然などを感じ、また色々な植物との出会いがあります。

 

そういえば、今年の干支は龍でしたね。龍の絵のある訪問先にも幾つか訪問しました。

12月には来年の干支でもある蛇に由来する場所に行くなど、テーマを設けて訪れるのもなかなか良いものです。

 

加えて以前も記述しましたが、お天道様の力は美にまで訴求することを改めて実感しました。

その光は訪れる場所の景色や見るもの、存在そのものに更なる魔法をかけるがごとく輝きを与えますね。

 

 

■訪問先のお店でお花を堪能

訪問先では、近くに花店があると立ち寄り、花を堪能しております。

近年は染の花を多くのお店で見ることがあります。かすみ草、ガーベラ、バラ、スチルベ、センニチコウなど、種類も増えてきていますね。クラシックでもカーネーションやネイティブなどを自社の工場で染めた商品について”Tint・・・“を冠して呼称しております。ティントブルー、ティントラベンダー、ティントロイヤルブルーなどです。昨今はスタッフのセンスで色合いや商品も増えてきております。

お花は様々なシーンで空間を演出し、人に寄り添い、そして豊かさを与えてくれます。存在とは他に影響を及ぼすこと、花も私たちに影響を及ぼす存在なんですね。

今度はみなさんのお店にもお伺いするかもしれません。素敵な出会いを楽しみにしております。

 

 

■年末年始もお花に囲まれて

 

クラシックでも年末ぎりぎりまで業務が続きますが、みなさまにおかれましては大晦日までお仕事というかたも多くおられると思います。

なかなかお花を楽しむということにも、ままならないかも知れません。

しかし、そのお花を待っている人がいらっしゃること、そのお花で生活や人生を豊かなものにできること、そんな素晴らしい商品をお届けする責任を担っていることへの誇りと、関係者のみなさまへの感謝を胸に、やり抜きましょう。

誰も見ていないかもしれませんが、その姿は美しいはずです!

そして、年始には自宅にも花を飾り、感謝と共に年神様をお迎えしましょう。

私も生活にある我が家の写真や色々な場所での植物、新たな商品、TPOに合わせた装飾など、会社のSNSなどにも掲載できればと思っております。

 

みなさまもお体ご自愛いただき、新たな年も元気にお会いできる機会があることをお祈りいたします。


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