今年の母の日向けコロンビア産カーネーションについて(振り返り)
今年の「母の日期間(納品日;4/25~5/6)」におけるコロンビア産カーネーションは、第4報(4/29付)にてお伝えした通り、入荷タイミングの乱れはありながらも、結果として概ね弊社計画通りの入荷数量を実現することができました。
これは、お客様のご理解とご協力はもちろんのこと、コロンビアの取引農園や物流業者含めた弊社パートナー、その他すべての関係する方々のご理解とご協力の賜物だと考えております。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
さて、今回2年前の新型コロナ発生当初以来となる「入荷状況のご報告」を第1報(4/20)から第4報(4/29)まで4回実施しました。
もともと母の日は欧米での需要もあってコロンビアでの飛行機スペース確保が難しい時期です。
ただ、本年度はウクライナ情勢を始めとした要因により、既に母の日期間向け出荷が始まっているべき第1報4/20時点で、弊社が予定している入荷量のわずか6%分しか飛行機スペースの確保(=予約)が実現しておらず、その先も全く見通せない状況でした。
その時点においてはまだ様々な可能性がありました。
しかしクラシックとして、創業45年でかつてないレベルの飛行機スペース逼迫だと判断したこと。また、輸入が約6割を占めているカーネーションが、花業界にとって最も大事なイベントのひとつである母の日5/8に大きく不足する可能性は、例え”可能性”であったとしても弊社単体の話ではなく、業界全体のリスク情報としてみなさまにお伝えすべきとの考えより報告に至りました。
輸入切花は「安定した供給ができること」に、最大の価値を感じていただいているとクラシックでは考えています。
現状の不安定な国際物流は、今後時間とともに改善していくと考えておりますが、わたしたち自身でも改めて供給体制を見直し、進化させていきます。そして、引き続き供給責任を全うし、説明責任を果たしながら、日本の切花マーケットの発展に微力ながら寄与して参ります。
(4/20付 第1報) https://www.classicjapan.co.jp/news/5427/
(4/23付 第2報) https://www.classicjapan.co.jp/news/5436/
(4/25付 第3報) https://www.classicjapan.co.jp/news/5441/
(4/29付 第4報) https://www.classicjapan.co.jp/news/5484/
2022年5月11日
株式会社クラシック
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